九谷焼 油壷「銘 庄三造」

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経年を感じさせる共箱、蓋表に「九谷焼 油壺」、裏に「銘 庄三造」の箱書が。包まれた黄色の布に銘はなく、共布ではなかったかも。
九谷焼き独特の鮮やかな色彩で上絵付けされ、人物絵がハイライトのようです。

「油壺(あぶらつぼ)」の底にも、「九谷庄三(しょうざ)」の在銘が。下の【】は、九谷中興の祖と言わる陶画工「九谷庄三」の略歴です(ネットより)。
【「庄三」1816~1883年(明16)は、幼名は庄七、後に庄三と改め、明治期以降、九谷姓を名のるように。
「庄三」は、再興九谷の諸窯からの招きを受け、陶工として手腕を発揮したが、自ら窯元とならず、当時加賀以外で普及していた大量の需要に応える素地作りと着画の専(分)業化に着目し、加賀の地で先駆けて着画を専業とする工房と錦窯を開く。
明治期に入り「庄三」の工房はますます多くの陶工を抱えるようになり、素地を大量生産する本窯と協業して九谷焼による殖産興業を推進、実業家としてもその役割を大いに果たした。産業工芸としての九谷焼の産業基盤を築くことに大きく貢献した。
工房には100人近い弟子(陶工)がいたと言われ、「九谷庄三」本人が、または認めた弟子によって作られたものが「本庄三」と呼ばれた。それ以外は「庄三風」の扱いとされたが、精緻な上絵付が施され、明治九谷の中核工芸品に。それらは貿易商によって大量に輸出され、明治期の我が国の貿易品として海外で大変好まれ、同時に国内でも販路を拡げた。】

「油壺」は元々、菜種油を明かりしていた時代にその保管に使っていた、胴がどっしり首が小さくすぼまった形の容器が由来。
江戸初期、鬢(びん)附け油が普及し女性の髪型は多様化し、発達して以降、油壺は整髪用油の容器として、日本髪を結う女性の化粧道具の一つとして各地の窯で製作された。近年の髪型や服装の洋風化によってその役割を終え、油壷はその愛くるしい姿やデザインを残し工芸品として作られ、現在ではインテリアに、一輪挿しなどに。

自宅保管品です。共箱の色合い、蓋の僅かの反りなど、製作時期は不明ですが経年骨董品です。高台縁の製造由来のザラ以外ほぼ無傷です。
「庄三風」だと思います。置物、花器にお使い下さい。

大きさ(㌢)重さはおよそ次の通り。
高さ9、口径(外)2.7(内)2.5/
胴径10、高台0.5、高台径6.5/
重さ270㌘/
共箱12.3角、高さ12/

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カテゴリー:ホビー・楽器・アート>>>美術品・アンティーク・コレクション>>>工芸品
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