重さの単位が匁(もんめ)貫(かん)の時代の竿秤(さおばかり)

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長さや重さの単位とされてきた尺(しゃく)や貫(かん)は、昭和33年(1958年)の尺貫法廃止により、国際的なメートル法表示「g(グラム)、m(メートル)」に統一。それまでは、商取引から日常の量り売りまで、重さは匁(もんめ)や貫(かん)が使われていました。
ちなみに、一匁=3.75g、一貫=1000匁=3750gですが、現在の5円玉は一匁です。

出品の竿秤は、竿は堅牢な木製、皿・鎖・金具などは銅や真鍮、竿に埋め込まれた目盛、竿や皿の刻印などからも、良質の素材でしっかりと作られた高精度の検定品、製作や使用も昭和初期以前ではないかと思います。なお、分銅はありません。

経年や使用の汚れや変色、錆、キズ、凹みなどは否めませんが、目立つような、皿の変形、鎖切れ、革製持ち手紐の千切れ、竿の欠けやヒビ割れ、変形などの損傷はほぼありません。

大きさ(㌢)重さは次の通りです。
棹長44、竿径1、鎖長30、皿11角/
重さ143㌘/

分銅や代用品で、実際に計量していただけると幸いです。
レトロ、アンティークコレクションだけでなく、吊り下げる、或は壁留めするなど、オブジェとされても面白いのでは。

竿秤の種類による構成は大差ありませんが、ちょっとした工夫にも先人の知恵を感じます。
鎖側竿先の金属部(真鍮)には、上下に支点となる革の持ち手紐が、また、竿先直下には、釣り針のような形状の鉤(かぎ)も。
鉤は、物を掛けるためで、皿に置くほか、掛けることも出来る工夫。
革紐は、皿から遠い紐「上緒(うわお)」、近い紐「下緒(もとお)」のいずれを持ち上げても、皿・鉤がうまく垂下する工夫(写真14他)が、鎖根本をつまみ、竿を垂直半回転で鎖の左右位置も紐の上下も簡単に入れ替わります。
二本紐の目的は、同じ分銅で、計量範囲を拡大するだけでなく、紐を使い分けて、精度よく計量する工夫(知恵)だと思います。
「上緒」での計量は鎖を右にし(写真1~8)正面の目盛を読取ります。最大目盛は二百匁(750g)、目盛は一匁単位。
「下緒」での計量は、竿を半回転し鎖を左に(写真9~13)、百匁~四百匁(375~1500g)と確かに範囲は拡大しますが、目盛は二匁単位で粗く。竿秤の詳細解説はネットでも見られます。

なお、竿の五八二四、金属部の角印?、皿の刻印⑤、⑤、京都、四巴紋などは未調査。調べていただければ幸いです。

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カテゴリー:ホビー・楽器・アート>>>美術品・アンティーク・コレクション>>>コレクション
商品の状態: やや傷や汚れあり

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